顎の痛みでお悩みだったお客様の症例
お悩み：口を大きく開ける際の痛み
60代 女性 パート
・初回
40年前から顎の痛みがあり、歯科＆鍼治療を行い痛みは軽減するも、再燃することが多いために、根本的改善を希望され当院に受診されました。
問診を行うと現病歴よりも前の既往歴として肩こりが挙げられ、肩や肩甲骨周囲の筋膜の硬さがもしかするとあるのではないかと問診の段階で仮説を立てました。また現病歴よりも後にはなりますが、左手首の骨折、肋骨周囲の手術があり、これも顎の痛みを増強している因子ではないかと仮説を立てました。痛みのある動きを確認したところ、口を大きく開ける、顎を右に動かす2つの動きで痛みが確認できました。次に筋膜の評価をしたところ、仮説通り、肩甲骨周囲や胸郭周囲に硬さがあった為に評価は終了しました。その後、治療に入り、胸郭・肩甲骨周囲の硬さを取る事で痛みがかなり減り、ここで1回目の治療を終了としました。
・2回目（1週間後）
2回目来院された際も痛みはありましたが、痛みは減っていたために前回と同様の仮説を選択し治療しました。胸郭＆肩甲骨に加え、頭部への筋膜の治療を行い2回目は終了としました。
2回目の治療後には体幹のセルフケアをお伝えしました。
3回目(2回目の1週間後）
痛みを確認したところ、自制内まで落ち着いていました。3回目の治療も、頭部、肩甲骨、胸郭にアプローチを行いました。また、前腕や手指も確認し、硬い所がありましたので、アプローチを行い3回目の治療は終了としました。
3回目の移行もメンテナンスの希望があり、姿勢や動作を含めて再発予防に努めています。
・スタッフからメッセージ
顎の痛みで悩んでいる方は多いと思います。歯科など治療を行っても上手くいかない場合は歯科と筋膜などの施術を掛け合わせることで効果が期待できます！顎が痛くても痛みの問題は顎以外にも潜んでいる可能性があるので、問診や体の動きなどを確認後アプローチをしていきます！
今後とも筋膜カッパ整体院 広島光町店をよろしくお願いいたします。
