○めまいでお悩みのお客様の症例
症状:寝返りでめまいが出る
70代 男性
・初回
3ヶ月前から寝返り時にめまいが出現。その日から2日間は安静にしていたが、中々改善しないため耳鼻科と脳神経外科を受診。
脳神経外科では、脳に問題はないと診断され、耳鼻科では三半規管の問題を指摘され、漢方の処方を受けた。その後、3週間症状が継続したため、当院へ受診。
問診と評価の結果、片方の三半規管の機能低下と、眼球運動の機能低下がみられた。
三半規管に対しては、三半規管の機能低下に適切な運動を実施。眼球運動も、首の動きと連動させる練習を行い、セルフケアをお伝えして、初回の介入を終えた。
・2回目(1週間後)
めまいは症状の軽減と、頻度の減少(週7日から3日)がみられた。
前回指摘した眼球運動の機能低下は、セルフケアにより大幅改善されていた。三半規管の検査は、まだめまいの再現がみられたので、引き続き体操を行うよう指導。
首や肩甲骨周囲の筋膜の硬さを取り、体の動きに対するケアも実施した。
・3回目(初回から2週間後)
日常でのめまいはほとんど軽減。朝のみ寝返りでめまいが起きることがある。
今回も眼球運動や三半規管に対しての体操を継続。自律神経に大きく関係する背骨の体操も追加で行い介入終了。
頻度を減らしていきながら、1.5ヶ月ほどでめまいがなくなり、生活にも支障がなくなった。
・スタッフからメッセージ
めまいはセルフケアしておくことで、再発率を抑えられるのでケアは継続してみてください!
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